教育/研修設計領域の基礎理論学習会

           
概要

教員免許の制度がある初等・中等教育に比較すると、高等教育/企業教育の企画・実施に携わる人々のバックグラウンドは様々で、必ずしも教育/研修領域の基礎的な理論を学んで現職についているとは限りません。
また、その多くは実務担当として要職についていることがほとんどで、改めて大学(院)等で一から学び直すというのも現実的でないのも事実です。
しかしながら、実務での経験は豊富なわけですから、それらと基礎的な理論との関連性を中心に学ぶことで、短期間・短時間に多くの知識を得ることが可能でしょう。

本勉強会は、上記のような「基礎的な理論を、実務経験を活かしながら体系的・効率的に学びたい」人のために企画されました。

対象者 ・どなたでもご参加ください
日数 1日
時間 10:00~17:00
講座内容 ■学びの種類と教育効果(測定・評価)
ここでは、「何を教えたのか/どう教えたのか」ではなく、学習者の視点で「学びの目標」(=何が学べたのか)について、測定・分析し、評価していくための基礎理論を学びます。

・ブルームのタクソノミー
・ガニエの学習成果の5分類
・メイガーの学習目標の要素
・カークパトリックの4段階評価

■学習者心理と認知領域
ここでは、学びの途中で、学習者の「頭や体の中で起こっていること」に注目し、(1)で扱った「学びの目標」への到達に向けて、「学びの構成」を適切に行なうための基礎理論を学びます。

・ヤングのICEモデル
・ヴィゴツキーの最近接発達領域
・プライアのシェイピングの10の法則

■学習者のモチベーション
(1)(2)は“学ぶ”メカニズムを扱いましたが、究極的には、人は“学びたい時”にしか学ばず、また、“行動したい時”にしか行動しません。
“学び”を最大化し、“学んだことを行動に移す”ことをサポートするためのモチベーションの理論を学びます。

・スキナーのオベランド条件付け
・ヴルームの期待理論
・バンデューラの自己効力感
・ゲーミフィケーションとデシの自律的なモチベーション
・ピンクのモチベーション3.0

■様々な教授法と「教えない」教育
ここでは、(2)で扱った「学びの構成」のために、教える(あるいは教えない)側が意図した学びをサポートする言動(説明/発問/指示/レビューなど)を適切に選択し、
組み合わせていくための基礎理論を学びます。

・ノールズの成人学習理論
・ガニエの9教授法
・メリルのインストラクションの第一原則
・“We Can” サポートモデルと学習活動
・コルブの体験学習
・シュワーツの相互学習モデルとファシリテーション
・アロンソンのジクソーメソッド

「禁無断複製」「Copyright」は法律的に意味のある表示か?
引用として認められるもの
私的複製の範囲
写真の権利を持つのは撮影者? 被写体?
動画サイトは安全か?
裁判になった時のリスクの大きさ

■更に:
TPP交渉によって著作権はどのように変わる可能性があるのか?
についても分かりやすく解説していきます。

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